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製本リストと照合しながら検品し、欠本や落丁がないかを確認します。
断裁機を使って、冊子の背表紙を切り落とします。数冊の冊子がひと束になります。
ご希望に合わせて綴じ込みの広告やハガキなどを抜き取ります。
数ページずつ分けながらミシンで背の部分を綴じていきます。
縫い糸の分だけ厚くなった背を圧縮して、落ち着かせます。
大きさをそろえるため断裁機で背を除く3辺をきれいに断裁します(化粧裁)。
背に丸みをもたせ、イチョウの形に耳出しをします。
こうすることで表紙との接合を強くして本の開きもよくなります。
本の形を保つうえで重要な工程です。また、天地にヘッドバン(花布)をつけます。
表紙を作ります。活字を熱して金箔を表紙の背に熱転写します。
熟練された技が光ります。
中身との接着部である溝に接着剤をひき、
きっちりと合わせて表紙とくるみます。
これでできあがりです。
それぞれの工程にベテランの職人がおり、1冊1冊ていねいに仕上げています。